中国には約13億人という日本の約10倍のマーケットがあります。
中国人の爆買いを日本でも頻繁に見かけるようになってから、その爆買いの対象となった商品が次々と買われていく様を見て
「うちの商品も中国で売り込みたい・・・!!」
と考えるようになった企業は以前よりもとてもとても増えました。
日本で中国人に売るのか
中国で販売するのか
どんな売り方がベストなのかは、それぞれ商品によって違ってきますが、今回はその売り込みたい商品が、”医薬品・医療機器・食品・化粧品”だった場合について。
中国市場へ日本の商品を販売するために必要なこと。
”CFDA”をご存知ですか?
日本の商品が中国との一般貿易での取引を目指すなら
CFDAとは、国家食品薬品監督管理総局(China Food and Drug Administration)が発行する、中国市場で下記の該当製品を販売するための申請です。
その対象は以下の商品です。
①医薬品
②医療機器
③食品
④化粧品
これらのジャンルの商品を、ハンドキャリーやEMSで郵送するのではなく、一般貿易として正式に輸出をするのなら、まずCFDAに申請をしなければなりません。
どんな流れかをざっくりと大まかにいうと、
①まず日本の中国領事館に申請
②中国国内にある日本大使館に申請
③中国薬品検査局に申請、法人口座開設
④含有成分に禁止されているものがないかチェック
⑤検査が始まり、それに伴った質疑応答
商品によってかかる期間はまちまちですが、だいたい半年〜2年ほどかかります。
また、中国側から投げられる質問に対しての回答スピードによっても期間は変わってきます。
CFDAは中国政府に商品を守ってもらう資格
このように、相当な手間と時間がかかるので、結構根気が必要となります。
そもそもこの申請を代行でしてくれる会社は非常に少ないです。(手間暇がかかるため)
なので、「中国で売ってみて、売れたらラッキーだ」というスタンスの方にはお勧めできません。
そもそも本気で中国市場に展開したい方でないと、2年かけることは出来ないと思います。
しかし、この申請は「もし中国国内に模造品が出回った場合」などトラブルが起きた時に、中国政府にその商品を守ってもらうためのものです。
また、今後中国の税関の取り締まりはどんどん厳しくなっていくと思われます。
今ではEMSですら10%以上の確率で税関で止められてしまうのが現状です。
将来、CFDAの申請が必須になった時、申請数が殺到し、2年どころか数年待ちになるかもしれません。
中国で販売するために、CFDAを申請したいのであれば、弊社が誠意を持ってお手伝いさせていただきます。