中国輸出で必要なこと〜食品編〜

中国へ一般貿易で輸出する場合、ラベルの取得が必要になります。
化粧品だと、CFDAの取得が必要になりますが、食品の場合も内容成分などの翻訳が必要になります。

中国へ食品を輸出するには?

もし、中国へ何か食品を輸出したい!となった時、何を出すか?ですが・・・

内容成分や材料の産地など、ある程度の情報を提供してくれる工場の商品に絞りこむ必要があります。
中国ラベルはもちろん中国国内で申請するので、中国に商品の内容情報を提供をOKしてくれるのか?もありますね。
(化粧品の場合だと、特別な配合率や特殊な成分を使っていることもあるので、そのあたりを明かしたくないからCFDAの取得は諦めます・・・となることもあります。)

食品の場合、強く求められるのは「生産地」「材料の産地」がどこなのか?です。

なぜ産地の場所が重要なのか?

2013年の東日本大震災で起きた福島の原発事故により、その周辺の地域で生産されたものには輸入制限がかかっています(2019年12月現在)。
参照リンクはこちら
JETROリンクはこちら

現在10都県(宮城、福島、茨城、栃木、群 馬、埼玉、千葉、東京、長野)の食品・飼料はすべて輸入停止となっています。

なので、この10都県にある工場で生産されたもの、或いは、この10都県で生産された材料を使用した食品の場合、中国へ輸出することが出来ません。

中国人から大人気で、一時期店舗から在庫がなくなっていたフルグラも輸出停止エリアに工場があるということで一時期批判を受け、売り上げが激減したこともありました。(参照リンクはこちら
今は北海道と京都に新工場を設立し、解決しています。

中国ラベル取得に必要なものとは


(↑中国ラベル例)

このように、パッケージ裏にある内容成分表記の上から貼ります。
パッケージを中国語に作り変える必要はありません。(日本語表記を残したままの方が、メイドインジャパン感があって好まれます)

◆必要項目◆
主に原料と添加剤成分。
中国で認可されていないものが含まれていないか検査されます。
GB(中国国家基準)に沿った検査です。
日本では、ラベルに製造者(加工者)は記載しませんが、中国では記載必須となっています。

仮に、もし食品に中国で認可されていない成分が含まれていた場合、ラベルの取得は不可となります。
取得に失敗した場合、検査費用は返ってはきません。

検査に出す前に、ある程度の「通るか通らないか」を調べることができる弁護士がいますので、事前に完全NGな成分が含まれていないかは調べることは出来ます。
ただし、弁護士がOKしたからと言って、100%検査に通るのかというわけではありません。検査ではじかれる場合もあります。

ラベル取得は難しい?

単純に商品の裏に記載されている情報を翻訳すれば良い、というわけではありません。
なので、ラベル取得に精通している人が適切なラベルを作成し、申請するのが良いでしょう。

検査されるため、成分の申請内容を偽装することは出来ません。
特別心配する必要はありませんが、ラベル取得のために『情報提供に協力する』という意思表示は必要となります。

また、すでに中国で流通しているものは“検査通過済み”であるため心配いりません。

余談

中国では”日本のお菓子に見せかけるために”、わざとパッケージを日本語にすることがあります。
中国発のスーパーやコンビニで、たまに陳列されているのを見かけます。

私は以前、深センの高速鉄道の駅の中にあるコンビニで見つけました。

つっこみどころしかない日本語。
完全にメイドインチャイナ。

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