中国への荷物配送には何を使うか?〜インバウンドがこない今オンラインへ切り替えよう〜

昨今のコロナウイルスの流行により、ライフスタイルなど今までの当たり前が覆されつつあります。テレワークで在宅仕事をする機会が増えたり、客足が減ってしまい副業や違う業界へ新しくチャレンジすることになったり。

さまざまな業界がコロナウイルスの流行の影響を受けていますが、今回はインバウンド業界にフォーカスを当てて、少し文章を書いてみようと思います。

 

 

 

突然来れなくなった外国人観光客

日本は観光立国を目指して、10年ほど前から国をあげてインバウンド事業に取り組んできました。2020年の東京オリンピックがあったことも理由の一つだと思いますが、外貨を国外から引っ張ってくることで日本の財政を潤わせることが目的でした。

実際にインバウンドに力を入れ始めるまで、特に百貨店業界は合併したり倒産したりかなり危ない状況下にありました。それが外国人観光客の爆買いのおかげで次の年には売上が倍以上になり、まさにインバウンドバブル状態で立て直しどころか絶好調となり、2019年までは売上を伸ばし続けてきていました。

それがコロナウイルスによって国境自体が閉鎖され、世界的に旅行の需要が減ってしまいました。外国人どころか日本国内の日本人の移動も制限されているような状況下です。売るための努力をしようにもお客さん自体が来ることが出来なません。

 

 

オンラインに切り替えていく

オフラインでの販売や営業活動が難しくなった今、ネットショップを開設しオンライン上でもお買い物をしていただけるようにしていくべきだと思います。
これは、コロナウイルスの流行だけが理由ではありません。
キャッシュレス社会の推進、5Gの登場など、オンライン上で完結する店舗は今後どんどん増加していくだろうと予測できるからです。

もし、国内向けにネットショップを開設したい場合、かなり低コストで開設できるのでネット環境さえあれば誰でも気軽に開設することが出来ます。
(Amazonや楽天などの有名ネットモールで出店すれば、集客はお任せできますがランニングコストはかかってしまいます。自社サイトを作るくらいなら無料で作成できるところもあります)

 

 

 

日本に来られなくても日本のものが欲しい人たち

爆買いと言えばお隣の国、中国ではないでしょうか。
百貨店や免税店、ドラッグストアなどでたくさん買い物をし、めちゃくちゃ潤った企業も多かったですね。
中国人は自国の商品を信用していない、メイドインチャイナが嫌い、といった話は割とよく聞きますが、実は中国の関税や行政などの理由によっても「日本の商品を購入したい」と思っている方は多いのです。

 

①外国の商品は関税が高い!

中国で生活したことがある方は分かるかもしれませんが、中国国内で外国の商品を買おうとすると関税によって割と高い価格になってしまっています。なので、中国の商品や飲食店、食品などは非常に安く感じます。
中国現地の法人に比べて、外資法人へのハードルが大きいのでそのあたりのコストなども価格に反映されているのかもしれません。

例えばスターバックスの一番安いコーヒーでも700〜800円くらいになっている、と言えば分かりやすいでしょうか?日本より高いですよね。

なので、中国で海外ブランドを購入するよりも日本で購入した方が安くつくので、半年に一度程度の頻度で日本へまとめ買いしに来た方が、飛行機代やホテル代を足しても中国で買うよりも安くなることが多いそうです。

※ただし、2020年に中国も大幅に関税を下げた品目があるようなので、現在は一概には言えません

 

②目薬が処方箋である

日本では目薬やちょっとした風邪薬などはドラッグストアで気軽に購入することができますが、中国にドラッグストアはありません。あるのは基本的に処方箋を取り扱う薬局です。

例えば、ちょっと目薬が欲しいなあと思ったらまずは病院で診てもらってから処方してもらわなければなりません。
それだけでもハードルは高いのですが、さらに中国は病院の数が日本よりも少なく、さらに毎年病院が政府によってレベル分けされているので高レベルの病院に人が殺到しています。そのため病院に行くと数時間待つことなんてざら、やっと順番が来ても診察時間1〜2分で終了、なんてことも多いのです。
目薬一つ手に入れるのにかなりハードルが高くなっているので、日本のドラッグストアで購入する方が日本にわざわざ来る時間を考慮したとしても、いろんな種類を自分でゆっくり選べるし、家族や友達の分も買ってあげられるので日本で買い物をしたい人は多いのです。(インバウンドの爆買いでも目薬は人気のお土産の一つでした)

 

 

越境ECをやった方が良い理由

少し前までの中国は自国の輸出のみ推進していましたが、近年は自国への輸入に力を入れるようになりました。これは海外で買った方が安いからと、海外でお金を落としまくっていた自国民たちに国内で消費させるのが狙いです。

特に現在は中国政府が越境EC(海外向けネットショップのこと)を推進しているため、越境ECで販売している商品の関税が一般貨物よりも低くなるように設定しています。

つまり、貿易で中国に輸出してお店で販売されているものよりも、越境ECの方が提供価格を安く抑えることができるので、購入者にとってお得なのです。

 

ただし、越境ECで商品を販売する場合は以下の2つのモデルパターンが考えられます。

(1)中国政府の定めた保税区エリアで商品を保管し、注文を受けるたびに保税区から商品を発送する”保税区モデル”。
(2)日本国内で直接注文を受け、その都度商品の発送を行う”直送モデル”。

保税区モデルの場合、購入者へ商品を届けるのがスピーディにはなるというメリットはありますが、商品保管費用などのコストがかかるというデメリットが発生します。また、保税区に一度商品を入れてしまうと、売れるまで取り出せなくなるため、売れなかった時や万が一リコールなどがあった時に商品を交換することができないと言うデメリットがあります。
なので、保税区モデルでビジネスに参加する場合、「人気で確実に売れる、かつ大量に在庫を確保できる商品」を比較的安く手に入れられる方がないと難しいかもしれません。また、コストがかかるので資金的にある程度の体力がある必要もあります。

直送モデルの場合、中国本土での商品保管コストなどが発生しないというメリットがあります。ただし、保税区モデルよりも商品を届けるのに時間がかかるというデメリットがあります。

今までは直送する手段の一つとして、国際郵便のEMSを利用する方が多かったようですが、コロナウイルスの流行時に受付窓口がストップし利用が一時できなくなりました。7月からは受付を再開しているようですが、船便での発送になっているため2ヶ月くらいかかることもあるそうです。

 

しかし、EMS以外にも中国への配送サービスはあるので安心してください。

 

保税区モデルで越境ECを展開していくとなると、比較的大掛かりになってしまいますが、直送モデルであれば日本の在庫から中国へ個別配送をすれば良いので今まで越境ECをやっていなかった事業者も比較的参入しやすいです。

 

 

中国への物流についてのお問い合わせはこちら

弊社はEMSよりもコストが安く、安全に届く物流サービスがございますので、ご興味がある場合はぜひご相談ください。

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