個人旅行前には必ず事前リサーチ
中国の方は訪日旅行前に何をしているのか??
それはもちろん情報収集です。旅行前にすることと言えば、どの国でも同じですね。
個人旅行の場合だと、まず行く場所から調べます。
そしてその場所に何があるのかを調べます。
また逆にテレビやメディア、会話のやりとりの中でたまたま知り、それから旅行計画を立てることもあります。
団体旅行の場合だと、行く場所はあらかじめ決められているため、その場所には何があるのかを調べます。
見どころや特産品、そして自分が欲しいものが周辺にあるのかの下調べをします。
中国ではメディアの情報規制がされており、新聞や雑誌などのメディア媒体は政府の検閲が入りますし、ネットもGoogleやFacebook、Twitter、インスタグラム、LINEなどの一部のSNSツールは閲覧・使用は出来なくなっています。
世界各国が利用しているSNSツールが使えないのなら、中国の方は一体何を利用してリサーチしているのでしょうか?
実は中国国内にはGoogleやFacebookなどに似た、SNSツールやウェブサイトがあります。
それらをご紹介していきますね。
中国メディアツール
①中国大手の検索サイト:百度(バイドゥ)
いろいろな検索サイトはありますが、一番の大手はこの百度になります。こちらにキーワードを入力し、情報を探します。
リンク:中国人が情報を得るための入口!中国大手サイト「百度」
②中国版Twitter:微博(ウェイボー)
ミニブログシステムでお気に入り機能やリツイート機能などTwitterにあるシステムだけではなく、独自のサービスを持ち、その他のSNSツールとの連動も出来ます。
リンク:情報を素早く拡散するには中国ミニブログ「Weibo」
③中国版LINE、Facebook:微信(ウェイシン)
こちらはLINEのチャット機能とFacebook機能が一緒になったようなツールで、wechat(ウィーチャット)とも呼ばれます。
リンク:インバウンド必須!中国大手SNS{Wechat」
③中国版食べログ:大衆点評(ダージョンディエンピン)
中国大手の口コミサイトです。はじめはグルメのみだったのが今ではありとあらゆるサービスが登録されています。海外の店舗の書き込みもあるため、ここで日本のグルメを調べることもあります。
リンク:中国で一番重要視される口コミ!中国大手口コミサイト「大衆点評」
中国人はなによりも「信頼できる情報」を求めている

これらには公式アカウントや人気投稿者が存在し、有益な情報を発信しているほか、知り合い同士の口コミや情報共有などで、「信頼できる情報」を収集しています。
偽物が横行している中国では、「信用できるかどうか」というのは最も重要なのです。
なので「みんなが利用しているもの」「知り合いが利用したことがあるもの」だと安心できるのですね。
もし中国人に向けて直接発信したいのであればこのSNSツールやウェブサイトに情報を提供しなければなりません。
中国SNSで情報発信することはインバウンド集客では必須です。
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