中国上海の不動産事情⑤

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中国上海の不動産事情①

中国上海の不動産事情②

中国上海の不動産事情③

中国上海の不動産事情④

中国上海の不動産事情についてです。

 

中国の不動産ルール

まず、人口が14億人と非常に多い中国では、都心部で一軒家を建てるのは禁止です。
基本的にはマンションとなります。

特に都心部では、まわりの地域からどんどん人が集まってくるため、土地の有効活用をしなければ都心はパンクしてしまいます。

すでに上海では、駐車場が足りなくなってきているらしく、駐車場付きのマンションは価格が跳ね上がるそうです。
立体駐車場の技術もあまりよくなく、危なすぎるので建てる事が出来ないとか。

 

あ。
どなたか立体駐車場を立てる技術を中国で指導できる方います??

ぜひ挙手をお願いいたします!

 

 

そのため、政府はマイカーではなくタクシー移動を推奨しています。
元々タクシー料金は安いですし、地下鉄もかなり便利になっていますし、上海であればマイカーがなくてもあまり困ることはないでしょう。

しかしやはり車を持つことは豊かさの象徴であり、中国人のメンツからすれば、
マイカーは持っていた方が良いのでしょう。

ちなみに日本旅行のビザ申請をする際に、年収額または住宅や車の資産証明書を提出しなければいけないので、海外に行く方はマイカーはあった方がビザ申請が有利になります。

 

未だ高騰する上海の不動産

上海の不動産はまだ価格が上がっています。
2016年3月に10日間ほど上海へ行って不動産で確認してきましたが、

新古北地区のマンション街だと1億円スタートです。

 

そしてまずカードキーを所持していなければ敷地に入れない仕組みになっています。
まわりは高い壁に囲まれ、入口には警備員が経っており、駅の改札のような機械にカードキーをかざします。
そして認証されれば敷地内へ入れます。

さらに、敷地の中にはいくつかのマンションが建っているわけですが、
そのマンションの入り口にはコンシェルジュが常駐し、住民一人一人を覚えており、知らない人が来るとまず声をかけてきます。
そして知人でなければ追い出します。笑

もちろん広告をポストへ投函などは出来ず、正式な書類は許可された配達員しか出来ない仕組みになっています。

それらのフルサポートサービスは”豊かさの象徴”であり、
高級マンションであることの意味なのだそうです。

この「スーパー守られている感」

が富裕層のメンツをくすぐるわけですね。

 

 

以前、富裕層のマンションに潜り込み、
ポスティングを試みようとして警備いn

新古北地区は以前は日本人が多く居住しており、日本人のための高級住宅街でした。
しかし今は日本人はかなり減っており、中国人が多く住むようになっています。

 

しかし今、それよりも高級な住宅街地区が出来てきています。

 

それは・・・・浦東地区!!

およそ10年ほど前は何もない地域でした。
あるのは農村のみ。

浦東に空港が出来て以来、

外灘付近にランドマークのテレビ塔、
ビジネスオフィスビルが立ち並んでゆき、
外資系企業が集まり、高級マンションが建ち

・・・・と、少しずつ街が広がっていましたが
近年急速に開発が進みました。

その理由はディズニーランド

次回に続きます。

 



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